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岡山の建設事情を現場から解説!住宅もインフラも進化中

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岡山で暮らしていると、あちこちで新しい家が建ったり、道路工事が行われていたりと、建設現場を目にする機会が多いですよね。私も建設会社で日々現場を走り回っていますが、岡山ならではの建設事情を実感する毎日です。今回は、そんな現場目線で岡山の建設事情をご紹介します。

晴れの国岡山ならではの建設の特徴

岡山は全国的にも「晴れの国」として有名です。雨が少なく工期も順調に進みやすい反面、強い日差しや夏の暑さへの備えも必要です。住宅を建てる場合は、屋根や外壁の断熱性・遮熱性を重視されるお客様が多いですね。実際、私の現場でも遮熱塗料や高断熱サッシを採用するケースが増えています。一方で、台風やゲリラ豪雨に備えた排水計画や基礎工事の重要性も年々高まっていると感じます。天気が良い分、現場の作業もしやすいのですが、夏場の炎天下作業はなかなか体力勝負です。

住宅建設から公共工事まで幅広い需要

岡山では戸建て住宅や分譲住宅の新築工事はもちろん、リフォームや耐震補強工事の依頼も多くあります。特に耐震工事は、古い木造住宅を中心にニーズが高まっています。私も耐震補強現場で、基礎の補強や壁の補強を行う作業に入ることがよくありますが、お客様が「これで安心できる」と喜んでくださるのが何より嬉しい瞬間です。さらに、道路や河川の改修工事など公共インフラの整備も各地で進んでいます。山が多い岡山では治山治水工事も大切な仕事の一つです。

新しい技術もどんどん導入が進んでいる

最近の現場では、ドローンを使った測量やICT施工など新しい技術の導入も進んできました。以前は職人の勘と経験で測っていたところが、今ではデジタル技術で正確に確認できるので、作業効率もアップしています。私も最初は慣れませんでしたが、使いこなせるようになると現場がかなり楽になるんですよ。省エネ住宅やZEH住宅も増えてきて、建物自体の性能も年々進化しています。これからの建設は、技術と経験の両方が求められる時代になってきたと感じています。