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広島で始める家づくりの物語

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最近、近所の分譲地を歩くたびに、新しい家が一軒、また一軒と形になっていくのを眺めるのがちょっとした楽しみになっています。屋根の色や窓の配置、玄関の雰囲気まで、家ってその人らしさがぎゅっと詰まっているんですよね。広島での家づくりも、そんな“自分たちらしさ”をどう形にするかが大きなテーマになると思います。

広島の気候と家づくりの相性

広島は、海沿いの温暖なエリアと、山に囲まれた寒暖差のあるエリアが同じ県内にある、ちょっと面白い地域です。夏は湿気が多く、冬は地域によっては雪がちらつくこともあります。この気候に合わせるなら、断熱性や通風の工夫は欠かせません。たとえば瀬戸内側なら南向きの大きな窓で日差しをたっぷり取り込みつつ、夏場は庇や植栽で日差しをやわらげる。山間部なら断熱材を厚くして、冬も足元から暖かく暮らせるようにする。そんな地域ごとの工夫が、家の寿命や住み心地を大きく左右します。

家づくりは土地選びから

広島は平地が少なく、住宅地も傾斜地や変形地に建つことがよくあります。私の友人も、斜面に家を建てて「2階が玄関」というちょっとユニークな間取りにしていました。最初は不便そうに見えましたが、実際に遊びに行くと、2階リビングから見える瀬戸内海が絶景で、思わず長居してしまったほど。土地の条件は制約にもなりますが、発想次第では“ここでしかできない家”になるんですよね。

広島らしさを取り入れた住まい

広島は木材文化が根強く、地元産の木を使った温かみのある家づくりも人気です。柱や床材に木を使うと、季節によって香りや手触りが変わり、住んでいて飽きません。最近では、省エネ住宅やZEH対応の家も増えていて、太陽光発電を取り入れれば光熱費を抑えつつエコにも貢献できます。
家づくりって、性能やデザインはもちろんですが、「この街で、この景色と一緒に暮らす」という感覚も大事だと思います。広島で家を建てるなら、ぜひ日々の風や光、音までも暮らしに取り込むような、そんな家にしてほしいですね。